「ふあ〜あ」
明るい茶髪で、ライトアーマーを着けた青年が大きく口を開けてあくびをした。
「な〜に朝から間抜けそうな顔をしてんの?よくそんなんで一人旅出来たねぇ、
イール」
ショートな黒髪で、活発的な印象な少女が、呆れながら側に立っていた。
「うるさいなぁ、リリア。・・・それにしても、ずいぶんと・・懐かしい夢だっ
たな・・・」
眠い目を擦りながら、むくりとイールは起きあがった。
「夢?ねえねえ、どんな夢見たの?」
瞳を輝かせて、リリアはイールの顔をのぞき込んだ。
「べ、別にいいだろ!そんな楽しい内容じゃないし」
「まさか・・・故郷に置いてきた愛しのカノジョのこと?」
変に慌てるイールを見ながら、リリアは笑った。
「そんなのいないって!親父の事だよ。10年前に旅に出た・・・」
「あっ・・・・・ごめん、気が利かなくて・・・」
そういって、リリアはうつむいた。
「いいって、10年も昔の話だから・・・。気にすんなよ」
笑いながらイールは彼女の肩を軽く叩いた。
「それにしても、今日もいい天気だなぁ」
「そうだね・・・」
イールがそう言って空を見上げ、リリアもつられて空を見た。
「ゴホン。・・・イチャつくのは構わないが、そろそろ出発の準備をしてもらえ
ないかな?」
二人の背後から、少年の様な声が聞こえ、二人は慌てて離れた。
「ちょっ、いつからそこにいたんだよ!ダイタロス!!」
「そっ、そうよ!それにイチャついてなんか・・・」
ダイタロスは頬を赤らめた二人が猛抗議するのを、前足でなだめた。
「分かったよ。少しからかってみただけだ」
笑いながら彼は言った。
「憎たらしいなぁ、犬のクセに!」
リリアはそう言って、彼の頭を軽くはたいた。
「断じて私は犬などではない!由緒正しき黒狼族(ブラックウルフェン)の末裔
だ!!」
ダイタロスは怒りを露わにして吠えた。
「まあまあ、二人とも落ち着けよ。だっちもどっちなんだから、これでお互い様
だろ。これにって一見落着!はっはっは」
一人と一匹の間に割って入り、イールは二人をなだめた。
『全然解決してない!!』
同時に彼女らはイールを怒鳴った。
(やれやれ、何で一人旅の予定が、こんなヘンテコな組み合わせになったのかな
ぁ・・・)
また言い争いを始めた一人と一匹を眺めながら、イールはあきれた。
この組み合わせができた話は3日前にさかのぼる・・・
あとがき
どうもREDです。勉強そっちのけで執筆中でありますw
ちなみに、この小説はジャンル的には・・・
冒険ファンタジーとラブコメ(もどき)の中間とでも思ってくださいw
今回は二人(?)の新キャラを登場させてみました。
ということで、登場人物紹介第二弾!!w
リリア・レーリー:一応ヒロインwショートな黒髪で、活発的な印象の17歳。
身長164p、体重○○s、足のサイズ24p
スリーサイズはお好みで想像してください(爆)
性格は無鉄砲で単純。ボケ要員の一人w
体術と魔法を組み合わせた戦い方が得意。槍も使えるが本人は好きではない。
ダイタロス:本人曰く、由緒正しき黒狼族(ブラックウルフェン)の末裔。年齢
など詳しい情報は不明。
性格はクールで、皮肉屋な所あり。「犬」と呼ばれるといつも冷静さが何処かに
飛んでしまう模様w
ちなみにツッコミ要員ww
彼女らも、しだいに個性が光ってくるでしょう。(適当)
最後に訂正があります。(汗)
前回、イールの説明が不十分でしたので、補足させていただきます。
イール・ウェルナー:歳は18歳です。特技は剣術、魔法はあまり得意で
はない。
と言う感じに追加・変更させていただきます。
本当に申し訳ないです(滝汗)
できれば速いペースで書きたいと思ってますが、なにぶん受験生になるのでマッ
タリとお待ちいただければ幸いです。
それでは・・・
|