その日は雲一つ無い青く果てしない空が広がっていた。
「いいか、もう10歳になったから泣くんじゃない。男だろ?」
バーンは息子の頭を撫でながら優しく言った。
「う、うん」
泣くのをぐっと我慢しながら、その少年は首を縦に振った。
「偉いぞ。父さんが旅に出たら、母さんを守ってやれるのはお前しかいないんだぞ、イール」
イールと呼ばれた少年は隣で手を繋いでいる母親の方を見た。
するとメリルはにっこりと笑顔で返事をした。
「すまない、こんな事になってしまって・・・。メリル・・・必ず帰ってくるからな」
バーンはメリルを抱きしめながら言った。
「ええ、必ず帰ってきてね・・・バーン・・・」
そして、バーンは荷物を持ち上げ、再びイールを見つめた。
「それじゃあ、行って来るからな」
「父さん、必ず帰って来てね。約束だよ」
涙がこぼれるのを必死に堪えながらイールは言った。
「ああ。お前も父さんが帰るまで母さんを守ってやれよ。男の約束だからな」
そう言って、バーンは自分の首にかけている丸い銀製のペンダントをイールの首に掛けてやった。
「これは?」
「これは父さんが若い頃旅をしていた時のお守りなんだ。だから大事にするんだぞ」
イールはペンダントを両手で握りしめ、首を縦に振った。
「約束だよ父さん!!」
イールは徐々に離れていく父親の背中を見送りながら叫んだ。
バーンは振り返って右手を掲げて見せ、また歩き出した。
それが、最後に見たバーンの姿だった・・・。
そして10年後、20歳となったイールの物語が今ここから始まる・・・
Eternal Sky 〜果て無き蒼〜
あとがきってやつ どうもREDです。一度は挫折した小説の設定を少し変更して書いてみました。
一応補足説明をしておきます。
世界観について
RPGによくある中世の「あの」感じですw
魔法という概念は日常化しており、学問・武術・仕事などさまざまなものに使われています。
登場人物について
イール:この物語の主人公。髪の色は明るい茶色。身長175p、体重65s、足のサイズ27p
スリーサイズはひ・み・つ(死)
性格は至って温厚。熱血漢なところもあり、暴走することもありw
まあ、だいたいこんな感じかなと想像してください。
のちのち彼の個性を出していきたいと思いますw
誤字・脱字、変な表現があるとは思いますが、長い目でみまもってください(汗)
出来る限り続けられるように頑張りますので応援ネタ提供をよろしくお願いします!!
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